事業計画分析/事業計画策定支援

事業計画分析/事業計画策定支援

買収側:事業計画分析

買収側イメージ

買収側にとって事業計画の分析は、買収価格の算定にとってはもちろんのこと、買収後のシナジー効果の分析や、統合計画を描く上でも必要不可欠となるものです。
また、事業計画についての十分な分析と検討を行った上で買収の意思決定をすることは、取締役の忠実義務・善管注意義務の履行プロセスにおいても重要なものとなります。

売却側:事業計画策定支援

売却側イメージ

売却側にとって事業計画の策定は、買収先企業へ自社の将来の事業に対する考え方を理解してもらい、より高い買収価格を提示してもらうために非常に重要なものとなります。
また、適切な事業計画を有した上で売却に関する意思決定をすることは、取締役の忠実義務・善管注意義務の履行プロセスにおいても重要なものとなります。

事業計画分析/策定支援のポイント

  • 売却側は将来をバラ色に描く傾向にあり(売却価格が上がるため)
  • 買収側は将来を保守的に見る傾向にあり(買収価格が下がるため)
  • 売却側は、策定した事業計画について、基礎となる考え方や数値の根拠等を説明できるよう準備しておく必要がある
  • 買収側は、売却側から提供された事業計画について分析・検討を行い、その妥当性を判断する。内容次第では、計画の修正を行ってそれを基に交渉を行う
  • 買収側では、買収後のシナジー効果についても分析・検討して、事業計画に織込むことが必要
  • 売却側/買収側それぞれの立場から、事業計画についての考え方や理由・根拠を準備しておくことが重要
  • 事業計画へのアプローチ次第で、先方との交渉をより有利に進めることができるため、最も重要なプロセスとも言える

事業計画分析の例

事業計画を分析する際は、以下のように棒グラフや円グラフを駆使して、ビジュアル的にも分かりやすく計画がどのような前提で策定されているのかをあぶり出します。

売上高・営業利益推移

  実績 ← → 計画
(単位:百万円) 2009/3期 2010/3期 2011/3期 2012/3期 2013/3期 2014/3期 2015/3期 2016/3期
売上高 5,000 5,200 4,980 5,500 6,000 7,000 8,000 10,000
営業利益 310 350 (80) 400 500 600 750 1,000
売上高伸び率 - 4.0% -4.2% 10.4% 9.1% 16.7% 14.3% 25.0%
営業利益率 6.2% 6.7% -1.6% 7.3% 8.3% 8.6% 9.4% 10.0%

売上高・伸び率推移

売上高・伸び率推移のグラフ

営業利益・利益率推移

営業利益・利益率推移のグラフ

売上高構成

実績 ← → 計画
(単位:百万円) 2009/3期 2010/3期 2011/3期 2012/3期 2013/3期 2014/3期 2015/3期 2016/3期
事業A 2,800 2,800 2,600 2,800 3,000 3,300 3,500 4,000
事業B 1,500 1,600 1,700 1,800 2,000 2,500 3,000 4,000
事業C 700 800 680 900 1,000 1,200 1,500 2,000
合計 5,000 5,200 4,980 5,500 6,000 7,000 8,000 10,000

売上高構成

売上高構成のグラフ

2011/3期(直近実績値)→2016/3期(計画最終年度)

売上高構成のグラフ